食品アレルギー7品目への対処法

人の体には、異物と自己を区別し、異物を排除する免疫というシステムがあります。
食物も人にとっては異物ですが、ある程度小さく消化され、通常は異物とみなされません。
しかし、免疫が過剰に働き食物に反応し、体に炎症などの反応を引き起こす場合があります。
これが食物アレルギーです。

食物アレルギーの原因となる食物はたくさんあります。
その中でも、患者数が多いまたは症状が重いということで農林水産省が食品への表示を義務付けている7品目があります。
7品目は、特手原材料といい、えび、かに、小麦、そば、卵、乳、落花生です。
以前は、えび、かにを除く5品目でしたが、追加され7品目に至りました。

この他にもアレルギーを示す20品目に表示義務があります。
7品目にアレルギーがあるかどうかは、食べた時に唇が腫れる、下痢をするなどの軽い症状の時にわかります。
そのような時には、必ず病院でどの食材に原因があるかを検査してもらい確定しておくことが大事です。

原因食材がわかったら、除去することが大事です。
家庭で作る料理ではもちろんですが、市販の加工食品やお菓子には表示があるので必ずよく見ましょう。
ここで大事なことは、原材料には含まれていないものの、原因食材を使った加工品が同じ製造ラインで作られている場合です。
通常、製造ラインの洗浄では、極少量の原因材料が残っている可能性があります。
症状が重い人の場合、極少量でも反応してしまいます。
同じ製造ラインで作られている場合はそれも表示されていますので、確認しましょう。

レストランなどの外食でも、最近はアレルギーの原因となる食材の表示がある場合もあります。
アレルギーに気をつけて外食できるようになってきています。
特に、小麦、そば、落花生は、アナフィラキシーショックといって命に係わる症状をあらわしかねません。
少量でも気をつけなくてはいけない品目です。