抗アレルギー薬とフードアレルギーは肌の付着も原因?

フードアレルギーは食べたものから起こるのが今までの常識でした。
最近では肌に付着した食物がフードアレルギーを引き起こすことがあると言われています。
特に、生後3~4ヶ月の乳児期には肌に付着した食べ物が原因で症状が起こる可能性がある、という報告もあります。

一例として、小麦のフードアレルギーを持っている人が小麦タンパク質の成分が入った石鹸を使ったことで、アレルギー症状が起こったことがあります。
今までは子供のフードアレルギーを起こさないためには、離乳食の開始時期を遅らせた方が良いと言われていました。
今では遅くするよりも早めに開始した方が食べ物に対しての抵抗力がつくという考えに変わっています。
根拠は、日本人の主食であるお米のアレルギーが少ないことから、乳児期のおもゆが抵抗力をつけることに役立っているのではないか、と考えたからです。
アレルギーに対しては、まだまだ不明な点が多いのです。
口にした食べ物だけではなく、肌に付着した食べ物によってもアレルギー反応が起こる可能性は高いということができそうです。

アレルギーを緩和させるのに使われるのが、抗アレルギー薬です。
アレルギー症状を引き起こすヒスタミンなどの物質が受容体と反応するのを抑えることで、アレルギーが起こらないようにさせます。
抗アレルギー薬は、一時的に受容体の働きを抑えるものであって、アレルギー体質を改善させる薬ではありません。
抗アレルギー薬には第一世代、第二世代(I型)、第二世代(II型)という分類がされており、第二世代の薬は第一世代の薬よりも眠気が出にくいのが特徴です。
ただし、それぞれ禁忌となっている病気が違うので、状況に応じて使い分ける必要があります。